j_deafの日記(兼:更新記録) 2012年7月〜12月

2012年12月31日 (月) 2012年もお世話になりました。
2012年もインフレカバー収集に明け暮れた1年でした。従来、旧ソ連・中国といった地域が進んでなかったのですが、Whiteside氏コレクションの中国カバーを一括入手するという千載一遇のチャンスを逃したのを契機に、発奮し、我流ですが、中国の料金表をチェックしやすいリストを作成し、勢いでルーマニアのリストも出来たのが最大の収穫でしょう。リストを作成したので、中国インフレをボチボチ入手出来ています。更に、偶然ですが、来年早々にウクライナを展示することになり、必死で、ウクライナを突破(特にロシア語・キリル文字)しようとしています。

良いお年をお迎えください。

2012年12月30日 (日) ホームページの容量
従来、ホームページの容量は1Gだった。それが、先日、料金はそのままで、10Gに増加という案内メールが届いた。以前、1つ下のランクのサービス”ジオライト”300Mを利用したもの300Mを超えそうになったので、”ジオプラス”にランクを上げたもの、画像が増えて、500Mを超えていた。このままのペースでは、早晩1Gになってしまう、何とかしなくちゃと思っていたのだが、ちょうどいい按配に容量大幅アップ。容量を確認すると50%を超えてたのが、5%になっているのは、何か騙されているような気分。桁が変わるのは、インフレカバー収集で馴染みのはずなのだが…。

2012年12月28日 (金) 2012年五大ニュース
2012年もあと残りわずかです。以下、2012年の切手五大ニュースです。

2012年五大ニュース
(1)Whiteside氏マルチインフレコレクション売り出し
(2)料金表の充実
(3)Philatelic Journal記事執筆
(4)インドネシア国際切手展に出品し、LV受賞
(5)ウクライナへの本格収集開始

今年も、マルチインフレカバー収集が進んだのですが、弱かった中国・旧ソ連地域での環境が大きく改善されたのが最大の成果でしょう。
(1)と(2)はセット。(1)で中国インフレカバーを一度に入手する絶好のチャンスを逃したのを契機に、複雑な中国インフレの郵便料金の表(兼チェックリスト)を作成。勢いで、ルーマニアの料金表も作成。更に、ウクライナの料金表も作成中と、マルチインフレカバー収集に必要な地図が充実してきたのが最大の収穫でしょう。
(3)は、単なる執筆ではなく、マルチインフレ収集をどう進めるかについて、考える良い機会でした。
(5)は、追い詰められた(追い込んだ?)結果、ロシア語(キリル文字)への取り組み開始。ウクライナを突破口に、従来進まなかった他の旧ソ連圏(ロシア・ベラルーシ・リトアニア)の収集も進めば、将来振り返ってみれば、2012年の最大ニュースかもしれない。もっとも、2年前にリトアニアの収穫があったからこその今回のウクライナに繋がったのであり、その収穫の元となったリトアニアのコレクションが、JAPEX2012で住野賞を受賞したのは喜ばしい。

2012年12月24日 (月) データ入力開始
ウクライナのカバーのデータ入力を始める。通常はもっと後なのだが、ウクライナの場合、カバーに貼られている切手を見るだけでは、支払った郵便料金が分からないという事情がある。料金印面が記号になっているものはともかく、数字であっても時期によって、変化していくというとんでもないことが判明した時は面喰った。これでは消印の日付、見た目の郵便の種類などを先にデータ入力してから、料金表を見ながら、支払った料金を推測していくということになりそう。というか、そういう方法しか思いつかない。入手した文献にデータが入っているかも知れないが、ロシア語(キリル文字)で分からないし、実物を見ていくうちに慣れてくるだろうという目論みもある。
他にもまだ気付いてない要素があるかもしれないので、中途半端にやると、後で収束がつかないというか、どこから手につけたらわからなくなりそうなので、もうペース配分とかへったくれもなく、ウクライナに注力するしかなさそう…。とにかく大気圏外まで打ち上げておかないと落下してしまうのだから、まずは大気圏外まで打ち出すしかない。他の諸々は、最低限で済ませておこう。年賀状も掃除もいまだに手付かず。

20121224_Ukraine_19930318
画像は、1993年3月18日、ウクライナのOvruch(オヴルチ)から、ドイツ・ミュンヘン宛の航空書留。切手が貼られず、ゴム印の中に料金が記入されている。ゴム印の金額が、84.50Kbと20Kbで、封筒の印面が0.5Kbに相当なので、合計105Kb。料金表を睨めると外国航空書留の所が 105 で合っている。というより、105という数字から、84.50なのか、89.50なのか、判断つかなかったのがようやく推測ついたもの。料金など基本データが解明出来ているのはまだ少数派。
封筒は未開封で、すかしてみると小さな紙が入っているだけで、郵趣家便だと思うのだが、非郵趣家便と判定されたもの。それだけ自然な使用例ということだろうだが、難しい。少ない使用例は、(当面は、)郵趣家便で我慢するしかないだろう。もちろん、極力、非郵趣家便に順次変えて行く。

2012年12月22日 (土) 判定結果
ウクライナカバー88通の判定結果が返って来た。怪しいものを除外したグループなのだが、2通でクロ判定。19通は本物だが郵趣家便。67通が非郵趣家便とのこと。郵趣家便と非郵趣家便の境目が微妙なのもあるが、こういうものなのかと納得。雑誌のカラーに掲載される予定のカバーは、非郵趣家便という判定で、やはりホッとする。

2012年12月20日 (木) 597号
全日本郵趣が届いた。最初にやったのは、購読振込み用紙探しだった。しかし、用紙は見つからず、表紙をめくって、瞬時に事態を理解。
思えば、526号(2007年1月)から543号(2008年6月)まで、マルチインフレカバー入門という記事を10回に分けて書いたのは、大きな契機でした。思いっ切り背伸びしたのが、現在の収集につながり、いまだに発展途上です。記事を書かなければ、ハンガリーとドイツだけで満足し、収集の停滞に入ってたことでしょう。
出来ることは、ハンガリーとドイツを更に充実させ、ハンガリーとドイツに続く作品を育てて出すことです。目下は、まだ苗レベルのウクライナを大きく育てるべく環境を整えることです。
そして、矛盾するようですが、整理・収納能力を超えてきたので、制御できるレベルを維持するための工夫が必要です。しばらく、切手市場やネットオークション出品をしていなかったので、来年は少しずつ再開したいなと思っています。

2012年12月19日 (水) 第一回ヨーロッパ切手展
最近、ウクライナで悪戦苦闘中なのだが、これは、1月19日、20日、目白の切手博物館で開催されるミニ切手店「第一回ヨーロッパ切手展」へ出品することになったため。気付いたら、あとちょうど1ヶ月…。作品は少し早目に提出することになっているので、尻に火が付き出している。というのに、まだカバーの選定、解読に進んでいない。毎度のことで我ながら呆れてしまう。いや、ロシア語(キリル文字)の壁があるので、いつものとより、出遅れ気味。ただ、やり始めてみると、ドル変動制など、想定以上の面白さ。

20121219_EC_first_Exhibit
綺麗に仕上がった第一回ヨーロッパ切手展のポスター。黒海沿岸国がテーマだそうだが、ポスターを見ると、ウクライナがトルコに次いで、黒海沿岸線が長いことに気付く。島のように見える部分がクリミア半島で、ウクライナ。総沿岸線はトルコより長いかもしれない。

2012年12月15日 (土) スキャン
手持ちのウクライナカバー約90通をスキャンして、ウクライナに送付。どんな判定が出るだろうか。

2012年12月14日 (金) 真贋判定
ウクライナのカバーで、1月の展示作品を一気に作成したい所だが、その前に片付けたい課題を優先。ウクライナの料金表を教えてくれた相手が、ウクライナの方で、ウクライナインフレの本の著者とも親しい仲で、ウクライナインフレに詳しいと判明したので、手持ちで怪しいカバーを見てもらった。送ったのは33通だが、非郵趣家便(いわゆる本物)4通、郵趣家便8通、記念品3通、偽造カバーが5通、切手そのものが正式でなく、個人が作ったもの要するに偽造切手13通という結果。10月28日に載せた画像は、最後の偽造切手にあたるとのこと。
今回見てもらったのは、怪しいと思って分けたものだが、結果を見て、もっと巧妙なカバーが、怪しいとは思わずに整理してしまっている怖れが高いと感じが強まったので、手持ちカバーを全部見てもらおう予定。本物と思って、雑誌のカラーに掲載される予定のカバーはどのような判断が出るのだろうか・・・。

2012年12月6日 (木) 師走
ウクライナに注力しようと思ったら、やはり師走であれこれと力が分散中。計画的に、注力する時間と力を確保せんと…。

2012年11月26日 (月) ウクライナ苦戦中
ウクライナの料金表、作成しようとしているがなかなか出来ない。キリル文字もあるけど、複雑過ぎる。今日になって、やっと、どうやら、書留料金が重量によって変っているかもしれないと思い至った所。それも、時期によって違うかも。こりゃ、全部の料金の解明は後回しにして、基本重量の料金だけを先行して進めないと…。そうしないといつまでも料金表が出来ず、1月のミニペックスに間に合わない。それに基本料金以外の重量便などの使用例は簡単に入手できるものではないし…。

2012年11月23日 (金) 注力配分再考中
1月に切手の博物館で開催予定のミニペックスヨーロッパ切手展に向けてにウクライナインフレの取っ組み中。だが、良く考えてみれば、3月には、同じく切手の博物館ミニペックスの聴覚障害者切手クラブ切手展があり、最低でも数フレームを企画展示するだろう。そして、更に4月に全日展が行われるとすれば、1・2月にその準備をしないといけないということに気付く。ちょっと注力配分を考えなくでは。といっても、やっぱり、ウクライナインフレには、ある程度は注力したい。ウクライナを突破できれば、ロシア語(キリル文字)の問題もあって手付かず状態のベラルーシ、ロシアも見込みが出てくる。

2012年11月13日 (火) JAPEX2012終了
気付いたら、JAPEX終了。主として、聴覚障害者切手クラブのラウンジに詰めていたので、作品をじっくりと見ることが出来なかったが、国際展でもなじみの方の作品が並んでいて、愉しかった。インフレの収集対象になっているリトアニアの作品が面白い、じっくり観たいと思ったら、住野賞に選ばれた。僅か20年前の題材なので、ちょっと驚いた。ブルテン2に全リーフ採録されるはずなので、早速、ブルテン2を申し込む。
なお、会場で複数の方に、出品しなかったのと訊かれ、無理してでも出品すれば良かったと反省。例として、ハンガリーインフレ期の航空便が確認61通中14通まで集まったので、1通足りないのを承知の上で、ドイツインフレに比べて知られてないハンガリーインフレを周知するという意味でのワンフレーム出品も有り得た。実際、タイトルを2リーフにしても書き切れない程の面白さがあるのだし、2ページ目に確認61通のリストを入れ、展示カバー14通を明示するなどの手はあったかもしれないと、今、思いついても後の祭り。

2012年11月7日 (水) ウクライナの郵便料金表
本腰を入れ出すと、好循環が始まり出したようで、早くも、郵便料金表を入手。しかし、問題は現地語。キリル文字を解読することになるとは、少し前まで、夢にも思わなかった。最近、メールでも頓珍漢な返事を出しているのは、その影響かも。頓珍漢なメールを受けた方、容赦願います…。
でも、ウクライナインフレ、予想外の面白さがありそうだ。まず、私用と商用(共産圏なので、組織用が合っている?)で料金が違うのは、リトアニアの大家から以前、教えてもらったので、驚かないのだが、外国宛の郵便料金が、途中からアメリカドル建て、それも毎日のように変動してたらしいと、料金表から読み取った時は、仰天。切手の料金印面が、数字でなく変な記号になっていたのは、そういうことだったのか…。俄然と興味が湧いてきた。でも、展示上、見た目変わらないので、困るな。

2012年11月2日 (金) エンジンがかかり出す
ウクライナに本腰を入れたら、結構面白い。まず、基本の基本を見落としてた。ウクライナは、1991年にソ連から独立することになるのだが、スコットカタログでの一番正刷切手は、1992年3月1日発行。独立初期には、正刷切手が無い訳。なので、奇妙な加刷切手が目立つが、恐らく旧ソ連の切手がそのまま、通用してたと思われる。現時点で、思われる…としか書けないのが、現実だが、認識出来ただけでも一歩前進。旧ソ連の中から、どうやってウクライナを見つけ出すかが、次の課題か。これは、現ウクライナの地名を覚えないといけないだろうだが、キリル文字もあり、ちょっとやっかそう…。


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1992年9月12日、ウクライナからドイツ宛の書留。面白いのは、国名の表記が、西ドイツを意味する"W.Germany"になっていること。東西ドイツが一つになった後だが、表記がそのままになっていたようだし、その方が通じたのだろうか。20年前か…。消印が見え難いが、手元にある中で、一番早い正刷切手の使用例。独立後一番切手が出てから半年経過しているので、もっと早い時期の使用例が欲しいところ。っていうか、外国書留とはいえ、一番早い使用例で、既に9枚の切手が貼られてはね。同時に、旧ソ連切手でウクライナ内使用例を探さないと…。

2012年10月28日 (日) ホンジュラス
ウクライナに本腰を入れてやることになった。といっても、入手アイテム数はまだ少なく、料金表もインフレ期の前半までのを入手するも、解読がまだという情けない状態。来年1月中旬まで既に3カ月切っているのだが、未だに、エンジンが掛からない。
しかし、何とか仕込まなければ成らないということで、探し回り、ホンジュラスの業者が色々なカバーを持っているのを偶然見つけたのが9月中旬。1ヶ月近くして届いた。

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画像が、その1つで、入手した中で一番高かったもの。1994年1月19日、ウクライナから、ホンジュラス宛の書留で、2月7日の到着印が裏面に押されている。ベタベタの加刷や、加刷を切手でなく紙に刷ったようなものもまざって、正体がわかってないので、他で単独で見かけたら、安くないこともあり、手を出さなかったと思う。しかし、多数のウクライナを含む旧ソ連圏からホンジュラス宛の中に混ざっていて、到着印もきちんと押されているので、手を出したもの。郵趣家便の可能性はあるが、宛先が面白いので、許容範囲内だろうか…。

2012年10月27日 (土) やべっ
別の案件で、尻に火が付きだした。PayPalの問題一応解決で浮かれているところじゃなかった…。

2012年10月26日 (金) ようやく解除
凸版印刷の差出人名で、PayPalの送金制限解除のコードが簡易書留で配達される。コードを入力したら送金制限が無事、解除された。まず、eBayの未送金を全部送金。これは、いつものと変わらない操作。次に、今回の送金制限の発端になった10万円超の送金。送金金額などを入力して、送金しようとすると、住所が日本語表示…。後から追加した日本語表記がいつの間にかに、メイン表記に切り替っている。ローマ字表示に切り替えて、送金。フーッ、今回の件は、ちょっと疲れた。
それに、まだ怪訝な点がいくつかあり、安心出来ない。しばらくは、要注意。でも、eBayに再び入札出来るのは、うれしい。実は、昨日、Deaf(聾)関係のアイテムをつい、2点ゲット。これは、滅多に見かけるものでなく、見逃したら、次いつになるかわからない代物なので…。
それにしても、一体、凸版印刷とPayPalって、どういう関係なのだろう。

2012年10月23日 (火) ブルテン2
JAPEX2012のコレクションCDが発行されるそうだ。その広告を良く見ると、小さく、冊子形式での発行はございませんと…。ブルテン2が廃止されることになるのか。ブルテン2は、切手展出品の際、他の作品を研究できるので、有効だった。今後は、画面で研究することになるのか。どっちが良いのか、良く分からないが、そういう時勢ということだろうか。カラーの方が良いし、またCDの方が保管スペースを取らないという利点もある。採録作品5作品とあるが、5作品以外は、どのような扱いになるのだろうか…。ブルテン2では、各作品から賞に応じて、4リーフから1リーフを掲載していたが、それを踏襲するのだろうか。

2012年10月22日 (月) 到着待ちゼロ
先週末から、支払いを待ってもらっているものを除いて、支払い済みのアイテムで、到着待ちというのがゼロという状態。eBay以外で、郵送に1ヶ月以上かかるというケースもあるのだが、1つを除いて全部到着し、1つは差出人に何故か戻ってしまったと相手からの連絡。何回も取引のある相手で、今度の取引の時に一緒に送ってくれるとのこと。こういう状態は滅多になく、以前はいつだっただろう…。

2012年10月20日 (土) 追加書類提出
PayPalから、追加書類提出というタイトルのメールが届く。はて、と思ってみると、変な日本語になっているが、要するに、登録されている住所はローマ字で、日本語での住所登録がないので、登録してくださいという内容。日本語の住所を追加登録し、連絡を入れる。いつになったら、送金できるようになるだろうか。

2012年10月17日 (水) やっと動きが・・・
今日、PayPalカスタマーセンターからメールが2通届いた。日本語と英語の両方で別々に問い合わせたので、個別に回答。一応、72時間以内に回答しますとあった通りだが、72時間ぎりぎりで、アカウントに制限はかかっていませんというピント外れの回答。送金制限が10万円までで、それを超える送金が出来ないというのに…。いつになったら、送金出来るやら…と、それまでに何度やりとりが必要だろうなと、憮然とした気持ちになって、メールの返信を出す。その返信の直後に、本人確認のファイルをアップロードできるようにしましたという旨の別担当からのメール。1分程度なので、こちらの返信を見てすぐに気付いたのではなく、相手の作業がたまたま重なったということだろうか。急ぎ、必要書類をスキャンして、アップロード。本人確認が取れたら、次は次ステップのための資料が郵送され、その内容に合わせて設定すれば、送金が出来るようになるとのこと。もう少し待つ必要がありそうだが、やっと前進。

2012年10月14日 (日) やっと、問い合わせ
PayPalの件、PayPalの画面から、ようやく、本人確認をすることが出来ない旨、聴こえないので、電話で問い合わせできない旨の問い合わせを出す。普通なら、すぐ問い合わせだろうだが、ちょっとパワー減退中で、ここまで数日。回り道なんだが、まぁ、ちょっとでっかい買い物をした後なので、しばらくeBayの入札も休むことにしよう(出来るかな)。送金出来ない相手には、送金出来ない旨を連絡済。

2012年10月12日 (金) PayPalのシステム障害
PayPalの送金制限、とりあえず、10万円近くで切りの良い金額を先行して送金して、残りを待ってもらうことにした(軽率だったか…)。調べてみるが、PayPalで、本人確認の手順を取ってくださいみたいな表示が出て、次に進むと、何も表示されない画面が出てくる。どう進めたら良いか分からず、そういう時は休むに限る。翌日、調べたら、PayPalのシステム障害情報が出て、みると、「一部のお客様で、本人確認ページよりファイルがアップロードできないまたは本人確認ページが正しく表示されないという事象が発生しています。」とあり、どうやら、システム障害が原因のようだ。テロ防止のための送金制限とあるので、eBayは対象外かなと思ったら、eBayの落札品も対象。既に10万ギリギリの送金の後なので、送金できなくなってしまった。コールセンターに電話すれば、本人確認を進められるみたいなのだが、電話出来ない身としては、困った。送金相手に事情を説明して、待ってもらうとしよう。ちょっとだけ、ネットオークション休むとするか…。

2012年10月8日 (月) 送金制限
久し振りに、PayPalで10万円を超える送金をしようとすると動かない。色々と調べて、どうやら、10万円を超える送金が出来なくなったらしい。テロとかの資金源になるのを防止するのが趣旨らしいのだが、いつからだろう…。2回に分けてとかもダメ。1ヶ月で10万円までのようだが、申請をすれば、上限金額を高めることが出来るらしい。日本語版が出来てから登録だと、日本語で表示されるようになったが、それ以前から使っているので、英文で表示されている。英語に慣れるためにも、英文のままにしているが、良く分からん。日本語版の解説を読むと、いったん、クレジットカードに低額の請求があって、それに付帯のコードを入力すれば、解除できるとある。どうなるやら・・・。

2012年10月3日 (水) 全日本郵趣
昨日、全日本郵趣が届く。郵便史作品の改善方法は、短いながらも、何回読んでも新しい発見・発想がある貴重な記事。コミッショナー報告も、負担を出品者間で公平に負担していくという観点での記録というのがいい。全日展の審査講評も、以前、別の所で、意味が読み取れなかったことの疑問が解けた。国際切手展出品作品の再出品で熟考をというような記述だったのだが、作品そのものではなく、マテリアルを複数の作品に使う際の基準に抵触しないようにというものと理解。もっともこちらが知っているのは、大金賞作品のマテリアルの10%までは、他の作品で使えるというもので、金賞以下の作品はどうなのか、まだ確認していない。いずれ調べなければと思いながら、先送りしている情けない状態。マルチインフレカバーを収集しているので、世界のインフレ史のような作品を作るとなると、複数の作品からマテリアルを寄せ集めることになり、基準に抵触する可能性が高いもの。実際、いきなり、世界のインフレ史を先に作成したら、後で各国のインフレ史の作品は出品できないではないかもしれないでは???。今後の出品計画を考える上でもすぐに確認しなければと思っているのだが、先送り中。そして、巻頭の遅刊のお詫び、事実はどうなのか、わからないのだが、それもものとせず、分相応の負担はしつつ、郵趣を愉しんで行きたいと思う。

2012年9月20日 (木) もう少しで一服
日曜になれば落ち着きそう。ぼちぼち、JAPEX2012どうするか考えないと…。申し込むとすれば、ちょうど申込〆切の29日に新宿へ行く用件があるので、ついでに目白に寄って申し込むことは出来る。申込の際に、出品の内容説明を書かないといけないのが、ちょっとした関門。

2012年9月9日 (日) 感謝:アクセス数60000件
アクセス数が60000件に達しました。どうもありがとうございます。
8月中旬からもバタバタして書けず、すいません。来年のタイ国際切手展への申込9月中ですが、まだです。申し込むつもりなのですが。更にJAPEXの申込も9月中なのですが、白紙状態。来週くらいに少々落ち着きそうで、落ち着いてから考えてみます(できるだろうか…)。JAPEXはレギュラークラスに2008年に出品した後、出品していないので、出品したいと思っているのですが…。

2012年8月15日 (水) 一丁あがり
盆休みの宿題、原稿3本の1本がやっと仕上がる。残った2本の原稿を急がなければ…。すいません、I氏、M氏、もう少しお待ち願います。
今回仕上がった原稿は、これまでになくインフレだけに絞り込んだもの。似たような経験は、5年前の全日本郵趣での連載記事があるが、それ以上に徹底的にやったもので、原稿が仕上がったもの、追加で調べたくなったものも出てきた。切手が不足するため、応急的に使われた郵便局長印が存在するが、従来はかなりマイナーなイメージが強く、取っつき難さを感じて敬遠していたのだが、調べてみたくなった。また、メータースタンプも興味の対象に加わってしまった。1920年代のドイツインフレ時には、見事に適応していたのに、1980年代の南米では、適応せず、メータースタンプの多数押しが存在するのだが、ゴム製から金属製への機器の変化が原因なのかもしれないし…。また、全く訳が分からなかったポーランドの郵便料金の怪のヒントが得られたようなのは大きな収穫。ヒントを元に解明出来るかは今後の宿題(宿題がまた増えてしまった)だが。振り返ってみて、インドネシアから戻って2ヵ月足らずの間に随分と進展出来たようだ。ジャカルタで、Whiteside氏のコレクションを適切にピンポイントで入札出来なかった悔しさがエネルギー源になっていたので、ジャカルタに行った価値があったということだろうか。

2012年8月11日 (土) 原稿作成中
昨日から盆休み。まずは原稿3本を片付けないと…。昨日、一日考えてみたけど、全く進まず。自宅では、暑いのもあるけど、実物や資料、ネットでの検索など何でも出来るので、気になることが出て調べているうちに脱線の繰り返し。これはアカンと、今日、ノートPCを持ち込んで、カフェで3時間程、打ち込む。集中できるので、どんどん進み、全体の雛型がほぼ出来た。昨日まで脱線して蓄積していた効果もあるけど。1ヶ月程前に考えていたのとはかなり変わった感じになっていた。人を待たせているので、急ぎ、仕上げなければ…。

2012年8月4日 (土) ルーマニアの整理
ルーマニアのインフレは、かなり早くから、本を入手していたもの、料金表を作成してなかった。Whiteside氏のコレクションで、ルーマニアは同値で逃したのを契機に、中国に続けて、基本的な料金表を作成。あわせて、入手のカバーを整理。当然ながら、重複がかなりある一方で穴だらけ。今後、未入手をピンポイント的に狙うことが出来るようになったのは大きい。

2012年7月30日 (月) 道草
気付いたら、仮説に時間取られてしまもた。仮説は別の機会に検証するとして、今は、本来の目標を早急に仕上げなくでは。こういう回り道をして、ギリギリで仕上げるパターンが多い。いいのか、悪いのか良く分からない。でも、その回り道が、結構面白いネタを運んでくれたりするので、悪くはないか。

2012年7月29日 (日) 暑い
外も暑いが、インフレ関連の原稿と取り組み中で、頭沸騰中。でも、お陰である謎を解く鍵を見つけたような感じ。今はまだ仮説の段階だが、ひょっとして、当ったりして…。

2012年7月26日 (木) ラスト10秒入札
初めて、eBayを使った頃は、終了時間通りに終了するというeBayの特性もあって、終了間際の入札、ラスト10秒の入札を結構やっていた。少しでも安く落札するための方便だが、家にいて、尚かつ起きている時間内という制約があった。ラスト10秒の入札は、集中力が必要なため、精神的消耗が大きく、また他のことが出来なくなってしまうので、気付いたら滅多にしなくなった。本命でないものは、競ったら無理に入手する必要がないので、余裕のある時の事前入札で充分だった。本命クラスも、競争相手が少ないケースなどは、予想の範囲ないで済むことが多かった。
しかし、eBayで、Whiteside氏コレクションから出た中国インフレカバーの大量出品で、ラスト10秒の入札を復活させてしまった。中国からの入札を意識してたかどうかは分からないが、終了時間の大半が就眠前の時間帯だったのと、第一波の緒戦で、強めに入れたつもりの本命クラスが全部抜かれていることに気付き、ラスト10秒の入札が復活。それもあって、第二波ではいくつかを獲得。その余勢で、中国インフレ以外も数点、ラスト10秒の入札で競った場合に比べて安くゲット。今日も、1点、競ったら結構な値段になりそうなものをラスト10秒で入札してみたら、無競争で拍子抜け。入札がなかったため、ノーマークだったかもしれない。実際、気づき難い見出しだった。1桁安い買い物となった。こういうのは滅多にないのだが、うれしいですね。

2012年7月25日 (水) Whiteside氏コレクションで一番の気に入り
Cavendishで直接落札したWhiteside氏コレクションで一番の気に入りを紹介します。

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1923年11月26日ドイツのエルバーフェルト(Elberfeld)からアルゼンチンのブエノスアイレス(Buenos Aires [Argentina])宛の外国書状です。カバーの表裏にみっしりと100枚超の切手で3200億マルク分貼ってあります。1923年12月1日に新切手(レンテンマルク)を発行するための準備を優先するため、1923年11月26日の郵便料金改正は、郵便料金を4倍に値上げすると同時に、郵便局で販売する切手も額面の4倍で販売するという珍妙な措置が取られました。その措置を知らずに、手持ちの切手で、改正後の郵便料金通りの額面の切手を貼った例が散見されます。しかし、これだけの派手な多数貼は、初めて見るもので、流石Whiteside氏と思わさせられました。宛先も、珍しい部類に入るアルゼンチンであることもうれしいですね。

2012年7月22日 (日) Whiteside氏コレクションより
eBayで入札したWhiteside氏コレクションのカバーが届き始めた。なかなか進まなかった中国インフレ収集が進むようになったのがうれしい。

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画像は、イギリスのオークションハウスCavendishから直接入札したロットから出たもの。リーフそのままなので、Whiteside氏のデータやスタイルが読み取れるのがうれしい。2通とも、平凡な39,000国幣の外国航空書状なのだが、まず切手が表に貼られていて、カバーの状態が良いのがうれしい。中国インフレカバーの場合、切手がカバーの裏側に貼られることが多い。これだと、宛先などの情報と同時に展示することが難しいので、これだけでもうれしい。そして、39,000国幣の航空料金が1948年3月1日から15日で、下のカバーは最終日にあたる。短料金期間の場合、比較的、料金初日・最終日の入手が容易だが、状態が良いので、気に入っている。

2012年7月21日 (土) 少しずつ感触が掴めたか
大きな波がやってくると、それに釣られるようにいろいろな波がやってくる。今、中国インフレがその状態。Whiteside氏コレクションに釣られるように、面白いカバーが出てくるようになった。Whiteside氏コレクションの第一波ではでかいのを続々逃して地団駄を踏む。続く第二波では、いくつか面白いのを入手。少しずつ中国インフレに慣れてきたようだ。但し、外国郵便のみ…。

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画像は、第一波で逃した別の本命クラスカバー。上海からロンドン宛の航空書状。1947年10月1日、3200国幣。外国航空5g2100国幣の料金最終日。外国書状20gは1100国幣。10月2日に外国航空料金変更があって、月の初日が料金最終日という珍妙な例。消印は薄いが、Whiteside氏のコレクションは、そういうツボを押さえたカバーが入っている。

2012年7月19日 (木) 中国インフレ第二波
eBayで、Whiteside氏コレクションの中国インフレ第二波終了。相変わらずの激戦。しかし、第一波と同じアイテムは半額位まで下がったのも出てきた。金園期間のを数通ゲット出来たのは、まずまずか。もっとも最初のロット時に入手すればもっと安かった…は考えない。ゲット出来たものがある一方で、本命クラスをいくつか逃す。

china_19470630
画像は、その逃したカバーの一つ。上海からロンドン宛の2倍重量航空書状。1947年6月30日、4900国幣。差出、宛先は共に平凡。それが何故本命クラスかというと、外国航空5g1900国幣の料金最終日。外国書状20gは1100国幣。1900国幣は、113日間と中国インフレとしては、長い方に入る。熱狂に浮かれてそれと知らずに入札してきたのか、料金最終日と知って狙ってきたのかは、分からないが、残念だ。

2012年7月17日 (火) 全日展
三連休に、東京駅に近いていぱーくで全日展が開催されていた。連日通い詰めたかったが、作業が溜まりこんで、連休の中日15日(日)の午後、行くのがやっと。会場を一周してみると、既に審査結果が貼り出されていて、知り合いが出品していた外国部門の作品が揃って、目出度く金賞・金銀賞で驚愕。参観後の交流も愉しい一刻。パワーをたくさん戴く。そのお陰で、今朝、溜った作業の1つが片付く。同様のをあと2つ片付ければ、早く取り組みたくでうずうずしている課題にようやく取り掛かれる。

2012年7月14日 (土) 処理進まず…
今日、いくつか溜まった作業を片付けようとするも、一つも片付かず。これでは、明日の全日展、ゆっくりと参観を楽しめない。明日の全日展に行くまでに1つは片付けないと。

2012年7月13日 (金) 落札品届く
Whiteside氏コレクションで落札した品が届く。ざっとみた範囲で、当り外れがあって、全体的にまずまずの買い物か。中国の3ロットは今一つ。ドイツの2ロットは1つが今一つ、もう一つはかなりの当り。ギリシャの1ロットは既収集との重複はかなりあるが、料金表や占領域の地図が入ったコピーが数枚入っていて、これがもっとも価値ありそう。重複や全体的に今一つというロットでも、光るアイテムが最低1つは入っていて、それらを集める手間と時間を考えれば、プラスだろう。中国の外れは、日頃の整理がなっていないことが最大の原因で、絶好のチャンスを活かすことが出来なかったという授業料。これはやはり悔しいので、実はインドネシアから帰国後、中国インフレの郵便料金表を部分的だが作成。複雑な料金体系なのだが、やってみるとあっけなく出来てしまった。それに基づき、入手のカバーを並び替えてみると結構偏りがあり、全くの空白が生じている部分があるのが明白に。こういう時期は、重複の懸念がまったくないから、入札もしやすい。

明日から全日展。作業が溜まってしまったので、明日は出来るだけ溜まったものを処理して、明後日日曜の午後、参観しようと楽しみにしている。今日届いた全日本郵趣を見ると、外国部門に楽しみな作品がたくさん。

2012年7月10日 (火) 逃したロットの一部出現
eBayで一味違う中国インフレカバーが大量に出現して終わった所。激戦の末、やっと数通をゲット。オークションが終わってから、確認してみると、イギリスのオークションCavendishでロットの中から1点だけ選ばれたカバーと同じ画像を数点発見。予感はしていたもの、やはり、Whiteside氏のコレクションからのもの。Cavendishで入札したもの、1つ上刻み値で逃したのも数ロットあったので参った…。終了前に確認してたら、嫌になって入札自体しなかったかもしれない。

china_19481130
画像は、逃したカバーの一つ。ロンドン宛の4倍重量航空書状。1948年11月30日、23金円。19金円分の切手に加えて1200万国幣分の切手が貼られた新旧コンビネーションカバー。デノミ率は300万分の1なので1200万国幣は4金円に相当し、合計は23金円に合致。落札値は、228ドル。こんなものだろうだが、Cavendishでの、このカバーを含む元のロットは、同一料金期間の13通ロットで460ボンド。これでも競って割と高くなったもの。最低値240ボンドで入札し、その上の260ボンドで逃した数ロットから、続々100ドル超が出ているのを見て参った。やはり、こういうのは実物を下見しないと分からない…。こちらがゲットした中国インフレのカバーは3ロットだが、激戦だったロットに比べれば、弱いだろうなぁ。

2012年7月9日 (月) イギリスのオークションハウスからのメール
イギリスのオークションハウスCavendishから、落札品を発送する旨のメールを受け取る。落札したロットは6ロットで落札率1割。確認出来た画像はロットの1通のみで、他は簡単な記述だけ。それでは入札しずらく低めの入札しか出来ず、6ロットは、上出来なのかもしれない。それでも100通超、単価が2000円強で結構な支出。中身を確認しないで、これだけの落札は初めて。しかも、インドネシアで貴重な一日を丸々潰してしまった。

2012年7月5日 (木) インドネシアの余燼
インドネシアから戻って10日。バタバタしていたがようやく落ち着いてきた。しかし、インドネシアは、これで終わりではない。報告を頼まれ、落ち着いて来たので報告をまとめることに。こういう作業は、正直しんどい。でも、感動しただけで終わらせない有効な作業。人に報告するという行動自体が、あいまいな部分を明らかにしてくれ、色々と考えたり整理することに繋がるので、その効果は軽視できない。
ただ、実は、腹がかなり緩くなって、腹に力を入れてのまともな参観が出来たとは思えない。腹の方は、幸いに、帰国して2,3日でおさまった。インドネシアにオークションを持ち込み、ロクに眠れなかったことも影響したかも。ともあれ、それなりにまとめれば…。